DESIGNER’S STORIES

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VoisinGuillemin / Paris - France

VoisinGuilleminは、トゥールーズ出身のBenjamin Voisinとラ・ロシェル出身のCédric Guilleminの新進デザイナー2人によるデザインスタジオだ。彼らはトゥールーズで共にデザインを学びながら数々のプロジェクトに携わり、卒業後にパリで独立した。彼らの類まれな視点はその数々の受賞歴が物語っており、またその作品群からは、細部へのこだわりと、質の高い素材を使いつつも常にスタンダードなものに仕上げようとするデザインへの真摯な姿勢が感じられる。

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Flavien Delbergue / Paris - France

フランスの国立工芸大学エコール・ブール在学中、日本工芸とデンマーク・デザインという2種類のアートを学んだFlavienにとっての大きなテーマは、デザイン制作における「誠意」だと言う。現在パリ13区に個人事務所を構える彼にはフランス、デンマーク、日本など世界各地での活動経験により、常に国際的な感覚が備わっており、またその幅広いキャリアから、デザインの厳しさを熟知しつつ職人技術の正確さへの理解も合わせ持つことができる、稀有なデザイナーである。

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Dach&zephir / Paris - France

パリ国立高等装飾美術学校を卒業したDimitri ZephirとFlorian Dacの二人が2016年に結成したデザインスタジオが「dach&zephir」だ。それはパリとグアドループにルーツを持つ二人がそれぞれの経験を交差させ、歴史やアイデンティティを探求するための自由な創造のための空間と言える。このデュオは、マルティニークの詩人哲学者、Édouard Glissantの思想の一部である「Tout-Monde(すべての世界)」をベースに、情熱と詩情を織り交ぜ、創作活動を行っている。

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Notaroberto - Boldrini / Lyon - France

Notaroberto – Boldriniは、2つの異なる、しかし相互補完的な個性から生まれたデザインデュオである。ポップカルチャーにインスパイアされた彼らは、その哲学と美学を純粋な精神で再構築することを目指し、新しいフィールドの活用や素材のミキシングなど、常に前進と挑戦を続けている。スムース・ポップの信奉者でもある彼らの作品は、常に色と形を交差させた遊び心の溢れたものとなるが、さらにそれぞれが共にデザイナーであると同時にプロデューサーでもあることで、自らの作品に対して独自のアプローチができることも彼らの大きな特徴である。

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Yannick Dufait / Nantes - France

アトリエ匠の創始者の一人であり、前アートディレクターであるYannick Dufaitは、2021年から住み慣れたパリを離れてデザイン都市ナントへ居を移し、デザイナーの一人として当プロジェクトに参加する。故郷でプロダクトデザインを学んだ後、パリの木工専門学校で家具作りを学んだ彼は、日々の生活の中で使われる手作りの技術に魅せられ、日本の民藝に多くの影響を受ける。日本の魅力的な伝統の職人技術を世に広めたいという情熱は、数回に渡る日本への旅の原動力となり、ついに多くの日本の職人たちと真摯な信頼関係を築くに至った。

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